[
平凡な主夫〜将来の夢はお婿さん♥〜
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先週の日曜の話。
日曜日夕方、ふと、ひじきが食べたくなった。 煮物なんか最高だろうなー、と。
で、実家で作るひじきの煮物には何が入っていたのかを考えてみた。 人参…薩摩揚げ…鶏肉…そして、ひじき。 材料が思い浮かんだら即買い物へ。 (この時点でもう既に、できあいのものを買うという考えは存在していない(笑))
いつも行っているスーパーにてひじきを発見する。 200gで128円、安い。 あとは、人参と鶏肉はあるので、薩摩揚げを探した。 普段なら豆腐の隣にあるはずなのだが無い。 さらにうろついた結果、おでんコーナーにて捕獲。 おでんを見て「もう冬か……」などと、センチメンタルシンキング。 その他に、「冬と言えばコレ!」ということで、生食用の牡蛎を買う。
帰宅。
人参、薩摩揚げ、鶏肉を適当に切り鍋へ。 ひじきもばさばさと鍋へ。 相当煮詰まることが予想されるため、めんつゆ少な目の薄味に。 煮るべし。 煮るべし。 煮るべし。
しょうゆをかけ、生牡蠣をチュルっと1つ食す。 2つ目。
……牡蛎フライにしよう…………。
生牡蠣、不味かったわけではないがご飯のオカズにはならなそう。 溶き卵に牡蛎を入れ、パン粉をまぶす。 少しだけごま油を入れ熱したサラダ油(日清バランスオイルダイエット(笑))へとぽとり。 じゅわーーーーーー。 食欲をかき立てる音。 香ばしいかほり。 …………たまらぬ! 揚げた側からマヨネを付けて次々と口の中へ………………オカズちゃうん? 美味いから良いのである。
で、結局、夕飯はひじきご飯とみそ汁。 かきフライが食卓へと並ぶことはなかった(笑) 揚げたてのかきフライを盛ろうと思って切った線キャベツからは、哀愁の味がした。
こんな私の、並み平凡(not T.P.ぼん)な生活で、ひとつだけ気になったことがある。 それは…………夕食にひじきを煮る男子大学院生が他にいるだろうか、ということである。 こんな所帯じみた、おばさんっぽい人が、である。
つくづく思う。 「あー、主夫になりてー」 と。 だれか炊事洗濯食事の準備までする主夫を永久就職させてくれないかな〜〜…………。
2001/10/30(火)
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