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セコムしてますか?
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セコムしていても勝手口から侵入できてしまう今日この頃、いかがお過ごしでしょう。
すみません最近さぼり気味で。 暑ぅて暑ぅて、汗がだらだら鼻水もだらだら。 皆様、本気で体調管理には十分に気をつけましょう。
◆どこもかしこも… ちょっと前のネタなんですけど、NTT docomoの次世代携帯として大々的に宣伝が行われていたFOMA(参照→1,2)が終(つい)の時を向かえているようです。
それがこの記事。
記事によると
>サービス開始以来、FOMAの新規加入はせいぜい月間一万〜二万件程度。 >従来の第二世代携帯なら一日かそこらで獲得できるレベルにとどまっている。
>十月以降、加入者数の拡大を前提としたFOMAの設備投資を凍結する。
とのこと。
携帯バブルの崩壊、殿様商売をし続けた報いと言っても過言ではない状況に陥っているdocomo、しかしこれが業界の勢力図を書き換える程の大きな波にはなり得ないのです。 理由は簡単、それと置き換わる優れたモノが存在しないため。
人は、一度慣れ親しんだもの、使い慣れたモノを捨てて新しいモノに乗り換えるとき、相当高い壁を越える必要が出てきます。 新たに使い方を覚えなくてはいけないというデメリットを補って余りあるような、今のモノよりも優れているものでないと、その壁を越えることは無いでしょう。
今現在、docomoのケータイに置き換わるような爆発力のある対抗商品が存在しないのです。 だからこそdocomoが最も多く使われているということ。
この状況は、携帯電話業界だけのものではありません。 パソコンのOSにしても同じコトが起こっているのです。 それがこの記事。
なんと
>「ウィンドウズ代替OSへの関心が、過去10年間で最も高まっている」
>「独占的な商慣行や大げさなマーケティング、セキュリティー問題、 >常態化した主要新製品の遅れ、『.NET』戦略全体を取り巻く混乱などで、 >MS社は企業顧客の信頼を失っている」
とのことなのです。
ですが、おそらくあと数年は間違いなくWindowsが世界標準として動いていくでしょう。 研究施設や工場の現場では、未だにPC-98が現役で動いているという現在の状況を考えると、OSの移行はそう簡単なものではないということがわかります。
しかし、そう遠くない内に、大きな変化が訪れるのは間違いないことです。 携帯もパソコンも、その移行期を見誤らないようにして、無意味な損益や時代に取り残された感を受けないようにしたいものです。
2002/08/07(水)
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